コーヒー牛乳

コーヒー牛乳は、牛乳などの乳製品にコーヒーおよび砂糖などで味付けした飲料の通称。

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    日本では、1920年(大正9年)12月20日に守山乳業が製造した製品を、東海道本線国府津駅の駅弁店である東華軒売店で販売されたことが最初である。

    発売当時は高価でありながら好評を持って飲まれており、現在でも人気のある飲料の一つ。フルーツ牛乳などと同様に鉄道の駅や銭湯などで、現在でもよく飲まれる。

    制度上の位置づけ

    2000年に日本で起きた雪印集団食中毒事件以後の2003年の飲用乳の表示に関する公正競争規約(認定 2001年7月10日 2001年公正取引委員会告示第17号)により、生乳100%のものしか「牛乳」と表記してはいけないことになったため、正確には「コーヒー入り乳飲料」となり、実際の商品名には「カフェ・オ・レ」、「カフェ・ラッテ」、「ミルクコーヒー」などの外来語や、単に「コーヒー」といった表記に変更されている。

    カフェ・オ・レ

    カフェ・オ・レ(フランス語:cafe au lait)は、フランスで好まれるコーヒーの飲み方。"cafe" はコーヒーのことであり、"au" は前置詞"a" +男性型単数形定冠詞"le" の縮約型であり、"lait" は牛乳のことである。

    淹れ方には2種類ある。

    1. 濃く淹れたコーヒーと熱い牛乳同量を、カップに同時に注いだもの。持ち手のないカップ(cafe au lait bol)で供されることもある。
    2. エスプレッソを淹れ、同量のやや薄い温めた牛乳と混ぜたもの。

    日本では1と2を区別するため、1をフランス語に基づくカフェ・オ・レ、2をイタリア語に基づくカフェ・ラッテと表記することがある。

    カフェ・ラッテ

    カフェ・ラッテ(Caffe Latte)という語は、元来は、「コーヒー・牛乳」という意味のイタリア語である。より発音に忠実に転写すれば「カッフェ・ラッテ」となる。イタリア語では、カッフェッラッテ(Caffellatte)と続けたり、カッフェ・エ・ラッテ(Caffe e Latte:「コーヒーと牛乳」)とも言う。イタリア・ヴェネツィアにある喫茶店カッフェ・フローリアンが発祥の地。また、同じ「コーヒー+牛乳」でも、イタリアでは、バーではカフェ・マッキャート(caffe macchiato)と呼ぶエスプレッソに牛乳をたらしたもののほうが比較的一般的。カフェ・ラッテはどちらかと言うと外で飲むというより家庭で作るほうが多いらしい。ちなみにカフェ・マッキャートの語源は、エスプレッソにたらした牛乳がしみ(イタリア語でmacchiato)のようだから。 たっぷりのミルクに、少しだけコーヒーを注いだものはラッテ・マッキャートと呼ばれる。ミルクたっぷりの温かいコーヒー牛乳といった感じだが、バーではコーヒーカップではなく、グラスに注がれることが多い。

    イタリアではコーヒーと牛乳を混ぜていればカフェ・ラッテであるが、イタリアのコーヒーは一般的にエスプレッソ形式で供されるため、カフェ・ラッテもエスプレッソ+牛乳の組合せとなる。日本でもエスプレッソ+牛乳を用いたものを「カフェ・ラッテ」または「カフェ・ラテ」と言い、ドリップ・コーヒー+牛乳を用いるカフェ・オ・レと区別している場合が多い。

    スターバックスなどのアメリカ式のコーヒー店では、エスプレッソに単に温めた牛乳ではなくスチームミルク(蒸気で微細な気泡を加えながら温められたミルク)を加えたものが供される。これは、アメリカなどではイタリアのものと同様にCaffe Latteと表記されるが、発音は「カフェ・ラテ」に近い。日本ではこの発音を日本語に転写して、「カフェ・ラテ」と表記されることが多い。この種のものは、イタリアではカプチーノの一種であるウェット・カプチーノやセンツァ・スキューマと呼ばれる。

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