コーヒーゼリー

コーヒーゼリーは、コーヒーを使用したゼリーで、デザートの一種である。

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    日本においては多くの食品メーカーから販売されており食料品店で簡単に入手可能だが、材料は入手しやすいもののみなので一般家庭でも手軽に作れる。熱湯などに溶かすことでより容易に作ることができる粉末も販売されている。一方で日本国外ではあまり知られていない。

    ブラックコーヒーの色と風味を生かしたデザートで、糖分を加えたコーヒーをゼラチンや寒天、カラギーナンなどのゲル化剤でゲル状に固めて作る。この際コーヒー液の冷却に時間が掛かるとアイスコーヒーを作る際と同様に白濁する(クリームダウン現象)ため、仕上がりを良くするには急冷する。

    そのままスプーンで食べることもできるが、コーヒーフレッシュやガムシロップ、コンデンスミルクなどを掛けて食べる場合が多い。市販品の大半にもこれらが添付されている。また立方体の形に切られ、ミルクセーキに加えられたり、クリームソーダの底に入れられたり、サンデーの装飾に使用されたりもする。

    1963年にミカドコーヒー軽井沢店で「食べるコーヒー」として考案されたのが始まりとされる。

    ゼリー

    ゼリーは、コラーゲンに富んだ動物質の素材を煮込んだ肉汁や魚汁が冷えて、コラーゲンが変性して生じたゼラチンの作用で煮こごりとなったもの、または果汁やワインなどに砂糖などで甘味を加え、ゼラチンなどのゲル化剤を添加して固めたものを言う。

    さまざまなゼリー

    ゼリーは、果汁、ゼラチン、砂糖の組み合わせで作るシンプルな生菓子を基本とする。これに、香料、果肉、乳製品、鶏卵、酸味料などを加えることで、多くのバリエーションが生まれる。ペクチンによりゲル化させたジャムをはじめ、果汁などに砂糖を多量に加えたゼリーなどの加工品は、糖菓(コンフィズリー)としても認知されており、ゼリービーンズ、グミ、みすず飴など、一口大のゼリー菓子が存在する。

    近年の日本では、冷製スイーツの1ジャンルとして各種「ゼリー」が市販されている。これらの多くはプラスチックのカップ容器入りで、フルーツやコーヒーなどのフレーバーをもつ、水気の多いやわらかい製品である。

    また、微量のコンニャク粉を入れた『こんにゃくゼリー』や、2011年から各社が相次いで販売を始めた「ジュレポン酢」などもある。

    アメリカでは果肉分を含まないジャムのことをジェリーと呼ぶことから、ドーナッツや、スポンジケーキにジャム(ジェリー)の入ったものはジェリードーナット、ジェリーロール (jelly roll) と称されている。また、冷やして固めるタイプのゼリー菓子は、商品名からジェロー(Jell-O)と呼ばれることが多い。

    種類と歴史

    動物系のゼラチン以外にも、植物系のペクチン・寒天・カラギーナンなどのゲル化剤で凝固させたものも、広くゼリーとして称されている。動物由来のゼラチンを避け、植物由来のゲル化剤を用いたゼリーを求めるヴェジタリアンもいる。また、狂牛病の影響で、牛由来のゼラチンは敬遠されている。

    菓子の分野だけでなく、高齢や障害により嚥下障害を持つ者に対し、液体によって咽せることなく水分を補給する為に、また、食事を食べやすくするために、ゼラチンやペクチンなどを混合してゼリー状するといった工夫にも用いられている。こうした高機能食品は、高齢化社会を迎える日本では需要が高まると予想されており、官民一体となった研究開発が進められている。

    ゼラチン
    ゼリーの元でもあるゼラチンは、動物や魚の骨や皮革や腱などの結合組織の主成分コラーゲンが熱により軟化してできるもので、アスピックだけでなく日本料理に煮こごりといった同種の料理もあるように、動物の肉や魚を骨ごと煮るといった初歩的な料理がはじまった時から、食品として知られていたとも考えられる。精製技術が確立する以前には、製菓用のゼラチンは鹿の角を煮出して作られていた。現在、製菓用には、豚皮由来のものが多く使われている。
    ペクチン
    果物を糖分とともに煮詰めると、一般的にジャムとして知られている状態になる場合がある事も古くから知られていた。これは、すべての果物や植物に含まれている天然の多糖類の作用によるもので、1825年にその成分はペクチンと名付けられた。材料に対し1%以上のペクチンと約65%の糖分、さらに酸味がなければ固まらず、砂糖の量産化が進んで以降、ジャムなどとして広く料理や製菓に用いられ始めたと考えられている。ペクチンが工業生産されはじめたのは20世紀後半で、ゲル化剤・増粘剤・安定剤などの名称で現代の菓子や食品に広く用いられている。
    寒天
    テングサ(天草)やオゴノリなどの紅藻類海藻の粘液質を凍結・乾燥させたもので、17世紀後半に日本(現在の京都府伏見)で作られた。羊羹やあんみつなどの和菓子などに広く用いられている。1881年には細菌の培地としての有用性が認識され、寒天培地として世界に広まった後、欧米でも食品として認知された。
    カラギーナン
    アイリッシュ・モス、通称トカチャとも言われる、紅藻類海藻から抽出されるゲル化剤。アイルランド大飢饉の際、アイルランド・カラギーナン地方でこの海藻を食べて飢えをしのいだと言われているのでこう呼ばれている。[要検証ノート]カラギーナンは熱によって煮とかす他のゲル化剤とは異なる特性を持つ。κ(カッパ)型・ι(イオタ)型・λ(ラムダ)型の3種類のタイプがあり、なかでもκ型は牛乳に含まれるタンパク質カゼインと混ざってゲル化するため、牛乳に混ぜるだけでできるインスタントデザートなどに広く用いられている。
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